出産や育児について日本と同じように韓国にもさまざまな習慣や風習があります。韓国独特のエピソードを紹介しています。

赤ちゃんが生まれる前の韓国式性別判断

蛇の夢

 韓国では妊娠すると家族の誰かが「胎夢」という夢を見ます。この夢はカラフルでとても鮮明な、はっきりしたものでいつまでも記憶に残る夢です。夢の内容が蛇を除いた虎、竜等の動物なら男の子、植物と蛇なら女の子が生まれると言われてます。私が妊娠したとき、妹がとてもきれいな蛇をみたそうです。ちなみに動物の夢を見てもその動物を夢の中でつかまえないと男の赤ちゃんは生まれないそうです。

 また、3〜4歳の子供はお腹の赤ちゃんの性別がわかると信じられています。そこで親戚 の子供におなかの中の赤ちゃんは男の子か女の子かたずねることも多いです。

私は夢で見たとおりに女の子の赤ちゃんが生まれました。

クムチュル 赤ちゃんのまじないひも

 昔、韓国で赤ちゃんが生まれると玄関に藁で編んだ紐を吊るす風習です。玄関の前に藁で編んだ紐に男の子ならトウガラシ、女の子なら炭をはさんで邪気を払いました。まわりの人に男の子、女の子のどちらの赤ちゃんが生まれたかを教えるのと21日間は人の訪問を避ける意味もあったそうです。

どうしてトウガラシなのかというと男のシンボルを意味しているからです。

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女の子の場合、なぜ炭なのかはよくわかりません。魔よけでもあり、昔は火を守るのが女の大きな仕事でしたので、そこから由来したのではないかと思います。

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産後に「わかめ」を死ぬほど食べさせられます

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 わかめは韓国で赤ちゃんを産んだ産婦に食べさせる代表的な食べ物です。長時間煮込んでスープにしますが、毎食どんぶり一杯のわかめスープを飲ませられます。血を増やす、産婦の身体に一番良いとされているからです。ある小説ではお父さんがお産した妻に苦労してわかめを買って家に帰るシーンがよくありました。というわけで韓国の産婦は出産後1ヶ月位は夏でもわかめスープやその他保養食を食べつづけることになります。

 また誕生日にはわかめスープを飲む習慣があります。留学生の頃、誕生日に韓国に電話すると、「わかめスープ!飲んだの?」とよく聞かれました。